環境変化が目まぐるしい今日、社員一人ひとりの能力格差が企業力格差へとダイレクトに結びつく時代になっています。
当社では人材育成こそが企業成長の最大の鍵であると考え、社員の能力開発に力を注いでいます。
日常業務を通じての計画的な教育であるOJTと、必要な能力や知識を習得する場としての集合研修を相互補完的に実施するとともに、自己啓発を積極的に支援する制度を設けています。
OJT、集合研修、そして自己啓発支援を有機的に結合し、自らの能力開発に主体的に取り組んでいく社員の育成に努めています。
あなたを待つJPのフィールド、その人材育成の現場はどんな環境なのか。
実際に新入社員研修を受けた社員が、その様子をレポートしました。
学生時代から現在、将来に亘って、自分のフィールドについて語っています。

入社時研修には、(1)会社生活へのソフトランディング、(2)当社社員として必要最低限の基礎知識を習得する、という2つの目的があります。(1)については、学生から社会人への意識の切り替えを図り、併せて社会人として「働く」とはどういうことなのかを考えていきます。(2)に関しては、当社の全体像をその仕組み(制度、組織)と企業活動(機能、役割)を通じて理解するために、講義とこれに付随する見学を実施しています。また、ビジネスマナーのトレーニングを徹底して行います。研修終了が当社社員としてのスタートラインとなります。
新入社員の成長には初期教育が大きく影響します。そこで、先輩社員が新入社員をマンツーマンでサポートし、日常業務を通じて業務上必要となる知識やスキルを習得させるとともに、社会人として相応しい態度・行動を身につけさせるために「新入社員指導員制度」を設けています。
指導員は新入社員それぞれの能力・適性・個性に応じたきめの細かい指導を行うだけでなく、スムーズに会社生活に溶け込めるように積極的にバックアップし、 新入社員の早期育成につなげています。
紙パルプ専門商社である当社を、その機能のひとつである「物流」という切り口から理解する研修で、入社3ヶ月後に実施します。商品である紙を倉庫で保管し、需要家が指定する場所まで配送することがベーシックな物流機能ですが、全てがシステム化された日常業務からはその実態が見えづらくなっています。そこで、当社が担う物流機能の重要性を実感として理解するために、実際に配送トラックに同乗し、商品の出庫から納品までの一連の流れを体験します。自らの担当業務が当社の活動・事業の中でどういう位置づけにあるのかを理解することにもつながり、仕事に対する責任感も醸成されます。
新入社員教育の締めくくりとして、物の見方・考え方を拡大し、ステップアップすることを目的としています。担当業務にのみ向けられがちな視点を、紙パルプ産業や当社に影響を与える環境要因に向け、外部環境の変化を敏感に察知しそれを仕事に活かすことの重要性を認識する機会としています。そのために環境要因と当社の現状・課題、さらに担当業務への影響について分析し、プレゼンテーションとディスカッションを行ないます。さらに企業人として装備すべきアカウンティングの基礎について講義を行なっています。
コア人材に必要な経営知識やマネジメントスキルの習得を目的とする研修で、複数の講座の中から本人が主体的に選択し受講するカフェテリア方式の研修です。チームをまとめ業務を円滑に遂行していくために不可欠なコミュニケーション力や、高度化、複雑化する組織課題・業務課題を達成するうえで必要となる知識について学び、実践へと導くプログラムとなっています。なお、選択型研修の修了は、昇格の要件ともなっています。
経済活動のグローバル化が進展する中、国際的視野を備え、外国語による実践的なコミュニケーション力を有する人材を育成するために、海外研修制度を運用しています。所定の応募資格および能力、適性を満たしていると認められると、海外の語学研修機関に半年間派遣され、語学力の向上に全力を傾けます。また、研修地において民族・文化・習慣の違いから派生する価値観や行動様式の多様性を肌で感じ、理解、受容していくことも当研修の目的のひとつに掲げられています。研修終了後は貿易業務を主に行う部署へ配置されるケースが多く、研修の成果を業務で発揮してもらいます。
自己啓発は個人が能力向上のために自主的に行うものですが、当社では社員の自己啓発を奨励し、積極的に支援しています。現状の業務に対する必要性の有無にかかわらず、将来に向けた能力開発として妥当と認められる科目講座について、受講にかかる費用を援助するほか、希望者には通信教育講座などの紹介を行っています。毎年、多くの社員がこの制度を利用して語学、計数、情報・システムなどの分野や、資格取得といった方面での自己啓発を図っています。




