日本紙パルプ商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:渡辺昭彦)の連結子会社で、イギリス市場における紙、板紙、包装資材のリーディングサプライヤーであるPremier Paper Group Limited (本社: イギリス・バーミンガム、以下「Premier」) は、同社が手掛ける環境プログラムである Carbon Capture® を通じ、イギリス最大の森林保護慈善団体Woodland Trustへの寄付を行っていますが、その寄付額が2024年11月に累計200万ポンド(約3億7400万円 1ポンド=187円)に達しました。この取り組みによりイギリス全土で 519,132本の植樹が行われ、樹木の成長を通して119,869 トンの CO2を吸収すると試算しています。Premierは顧客をCarbon Capture®企業として証明し、脱炭素に対する貢献を支援すると同時に、イギリス在来種の森林の創出、修復、保護を支援しています。
Premierが手掛けるCarbon Capture®は、UK Woodland Carbon Codeに基づいた植樹プロジェクトを支援することにより、製品購入によるCO2排出量を把握することで、顧客が環境に与える影響の軽減を支援します。このプログラムは、測定可能で長期的な炭素削減を保証する政府公認のプログラムです。
2011年に開始されたCarbon Capture®は、イギリス流通市場をリードする環境イニシアチブに成長しました。2019年までに寄付額が100万ポンド(約1億8700万円)を超え、すべての資金がWoodland Trustに寄付されイギリス全土での森林再生活動に貢献しています。
Carbon Capture® をサポートすることにより、Premierとその顧客は、低炭素の未来に貢献するとともに、在来種の森林の創出を通じて生物多様性を高め、生態系の保全をサポートしています。Premierは、引き続き、企業が果たすべき環境責任に取り組むとともに、測定可能で永続的な環境保全を実現するための透明性と実効性の高いプログラムを顧客企業に提供していきます。
本件に関するお問い合わせ先
日本紙パルプ商事株式会社 広報IR室 TEL:03-5548-4026
日本紙パルプ商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:渡辺昭彦)のグループ会社で廃プラスチック・古紙を再資源化する総合リサイクル事業を行う株式会社エコポート九州(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:石坂孝光、以下「エコポート九州」)は、2024年10月23日に、九州大学グリーンテクノロジー研究教育センター、株式会社レゾナック、丸紅株式会社、三井住友信託銀行株式会社との連携協定を締結しました。
エコポート九州はこの協定締結により、廃プラスチックを適切に分別して資源として活用するマテリアルリサイクルとケミカルリサイクルのベストミックスによるリサイクルプロセスの構築と早期社会実装を目指してまいります。
エコポート九州は創業以来14年間にわたり、機械的手法によるマテリアルリサイクルを中心とした廃プラスチックの再資源化事業を行っています。2022年にプラスチック資源循環促進法が施行されるなど、リサイクルに対するより高度な技術へのニーズが高まっているなか、これまでも循環型社会形成に向けたさまざまな取り組みを進めてまいりました。
その一環として、九州大学グリーンテクノロジー研究教育センター、株式会社レゾナック、丸紅株式会社、三井住友信託銀行株式会社が九州地域において産業界や自治体から排出されるさまざまな廃棄物や未利用資源を活用する九州地区初の地産地消型プロセス確立を目指して2024年1月に発足した資源循環型社会九州モデル構築のための共同事業体である「知の拠点」との連携協定をこのたび締結いたしました。
■廃プラスチックの資源化には高度分別が必要
高度利用に向けては、雑多な廃プラスチックを適切に分別し、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクルに供する技術が不可欠です。エコポート九州では、九州地域で排出される廃プラスチックによるマテリアルリサイクルとの多段階の連続した有効活用も視野に入れたケミカルリサイクルプロセスの九州地域での社会実装を目指しています。
九州一円から集められた廃プラスチックを高度に分別することで効率良く石油代替資源に変換可能
■九州地域でのケミカルプロセスとのベストミックス
九州地域から回収した廃プラスチックをエコポート九州にて選別して効率良く資源化したのち、「知の拠点」との連携により廃プラスチックの有機成分を熱分解・油化し、株式会社レゾナックが保有する石油化学プラントに投入、基礎化学製品に変換するプロセスを構築します。九州地区から排出された廃プラスチックを九州圏内で基礎化学製品に変換する地産地消型プロセスを確立し、「ゼロカーボン」「環境保全」と「経済循環」を両立させる資源循環社会九州モデルの社会実装を目指します。
廃プラスチックを基礎化学製品に転換することで、石油代替資源として活用し、プラスチックに戻すことが可能
社名 | 株式会社エコポート九州 | |
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代表 | 代表取締役社長 石坂 孝光 | |
所在地 | 熊本県熊本市西区新港一丁目4番地10 | |
ウェブサイト | https://eco-port.jp/ | |
設立 | 2007年10月19日 | |
資本金 | 4億9,000万円 | 事業内容 | 廃プラスチックリサイクル事業 機密文書溶解・製紙事業 木質原材料製造事業 固形燃料(RPF)製造事業 倉庫業 |
本件に関するお問い合わせ先
日本紙パルプ商事株式会社 広報IR室 TEL:03-5548-4026
日本紙パルプ商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:渡辺昭彦、以下「当社」) は、10月29日(火)~31日(木)にかけて開催される「高機能素材Week/第4回サステナブル マテリアル展」に出展いたします。
「サステナブル マテリアル展 - SUSMA -」は、サステナブル材料(環境配慮型材料)およびその製造・リサイクル技術に特化した専門展です。
当社のブースでは『紙xエコxプラ』と題し、「紙化で実現する脱プラ・減プラ」「紙化⁉ いや、プラでもエコ実現!」という2つのテーマのもと、環境対応製品の展示やソリューションのご提案を行います。ぜひご来場いただきますようお願いいたします。
展示製品の一例
紙エール デザインウインドウ
100%バイオマスかつ海洋分解性のある新しいプラスチック素材で製造された容器
日時 | 2024年10月29日(火)~31日(木) 10:00~18:00(31日のみ~17:00) | |
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会場 | 幕張メッセ(千葉・美浜区) | |
ブース | 小間番号43-1132 | |
URL | https://www.material-expo.jp/tokyo/ja-jp/visit/susma.html |
※ご来場希望の方はこちらより事前登録(無料)をお願いいたします。
本件に関するお問い合わせ先
日本紙パルプ商事株式会社
国際事業本部 紙化ビジネスグループ ℡: 03-5548-4242
機能材営業本部 化成品・合成紙一課 ℡: 03-5548-4263
日本紙パルプ商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:渡辺昭彦、以下「当社」) は、日本最大のエコ・エシカル製品の専門展「第4回 サステナブルファッションEXPO 【秋】」にて、モリトアパレル株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:森弘義、以下「モリトアパレル」)の出展ブースの一区画で和紙糸を使った生地のストール、ジャケット、シャツなどのアパレル製品を展示いたします。ぜひご来場いただき、ご覧くださいますようお願いいたします。
和紙糸生地のジャケット、ポロシャツ、ストール
日時 | 2024年10月15日(火)~17日(木) 10:00~18:00(17日のみ~17:00) |
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会場 | 東京ビッグサイト 東展示場(東京・有明) |
ブース | モリトアパレル(株)/ A24-24 |
URL | https://www.fashion-tokyo.jp/autumn/ja-jp/about/sus.html |
※ご来場希望の方は こちらから事前登録(無料)をお願いいたします。
【和紙糸・和紙糸生地とは】
森林は、成長しきった木よりも成長過程の木の方がCO2吸収量が多いため、計画的に成木を伐採し、新たに木を植えるといったように、管理された森林は持続可能な循環のもとで運営されています。このように主伐された木から作られた極薄の和紙を糸に加工したのが「和紙糸」です。当社とモリトアパレルは、このサステナブルな和紙糸を使った「和紙糸生地」を共同開発しました。
本件に関するお問い合わせ先
日本紙パルプ商事株式会社 印刷直需部 印刷直需二課 ℡:03-5548-4082
日本紙パルプ商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:渡辺昭彦)のグループ会社で廃プラスチック・古紙を再資源化する総合リサイクル事業を行う株式会社エコポート九州(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:石坂孝光、以下「エコポート九州」)が「佐賀県江北町の家庭から排出されるプラスチック使用製品廃棄物の再商品化施設」として、2025年4月1日入荷分より3年間、環境省、経済産業省より認定されました。
プラスチック製容器包装と製品プラスチック双方の再商品化を行う認定計画は、九州初となります。
2024年10月1日に行われた「佐賀県江北町のプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律に基づく再商品化計画認定授与式」にはエコポート九州の石坂社長が出席し、「江北町様との取り組みが良い事例となるよう努力し、九州全域の市町村に当社のマテリアルリサイクルを発信していきたい。そして今後も九州における循環型社会の形成や温室効果ガスの発生抑制、環境負荷の低減に貢献してまいります」と述べました。
授与式の様子(左から2番目・石坂社長、左から5番目・山田江北町町長)
社名 | 株式会社エコポート九州 | |
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代表 | 代表取締役社長 石坂 孝光 | |
所在地 | 熊本県熊本市西区新港一丁目4番地10 | |
ウェブサイト | https://eco-port.jp/ | |
設立 | 2007年10月19日 | |
資本金 | 4億9,000万円 | 事業内容 | 廃プラスチックリサイクル事業 機密文書溶解・製紙事業 木質原材料製造事業 固形燃料(RPF)製造事業 倉庫業 |
本件に関するお問い合わせ先
日本紙パルプ商事株式会社 広報IR室 TEL:03-5548-4026