紙の寸法表示の方法にはルールがあり、この表示によって紙の目が判別できるようになっています。通常、紙の仕上げ寸法に正方形はなく、長方形になっていて、目の流れを縦軸に横長の紙を横目の紙、縦長の紙を縦目の紙といいます。
表示方法は、縦横の長さをmmを使用して表示(板紙ではcmを使用)し、その際必ず横寸法を先に表示します。例えば平判でB列本判の縦目であれば、765mm x 1,085mm、横目は1,085mm x 765mmとなります。また、巻取の場合は縦寸法を()でくくり平判と区別しており、625×(880)と表示された紙はA列本判、縦目で巻取の紙となります。