当社グループにとって最大の経営資本は人材です。人材こそが競争力の源泉であり、当社グループが将来にわたって持続的な成長を遂げていくための要因として位置づけ、「労働環境」「ダイバーシティ&インクルージョン」をマテリアリティとして特定しています。
最大の経営資本である人材をさらに強化していくために、質的にも量的にも高水準の人材を確保し、その価値を発揮できるよう、「中期経営計画2023」の方針の一つである多様な価値観を尊重し、働きやすく、個々の能力を最大限発揮できる環境を整備することを目指しています。
今後も、魅力ある人材の採用に注力するとともに、能力開発機会の提供、公正な評価・ 処遇や働きやすい労働環境の整備など、すべての従業員の活躍を促す仕組みを拡充していくことで、さらなる組織能力の向上に取り組んでいきます。
当社グループは、サステナブル経営の推進において、特に人的資本経営を経営戦略上の重要課題と位置づけています。
長期ビジョンに掲げる「あるべき姿」の実現には、イノベーションの源泉であり触媒となる人的資本への積極的な投資とワークエンゲージメントの向上が不可欠です。今年度実施しました当社従業員のエンゲージメントサーベイの結果も踏まえ、経営戦略と連動した人材戦略を定め、人材ポートフォリオの策定と、それに基づいた人材獲得・配置・育成施策の実行、多様な人材がワクワク感を持って活躍する環境づくりに取り組んでまいります。