ニュースリリースNews Release

日本紙パルプ商事株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：渡辺昭彦、以下当社）の連結子会社であるBall & Doggett Group Pty Ltd（本社：オーストラリア　メルボルン）は、その傘下の事業会社を通じ、オーストラリアにおけるサイン＆ディスプレイ事業、及びニュージーランドにおける軟包装材事業を譲受致しましたのでお知らせいたします。

当社グループは中期経営計画2023において、既存の販売ネットワークに補完的なM&Aを取り入れながら、パッケージングや化成品、機能性商品など高付加価値商材の販売を強化することを海外卸売セグメントの方針としており、その方針のもと、今回の事業譲受を実施しました。詳細は以下の通りです。

Conectは、サイン＆ディスプレイ市場に強みを持つ卸売事業会社であり、紙・フィルムなどのメディアからプリンターなどのハードウェアの販売に加え、テクニカルサービスまでをワンストップで行っています。本事業譲受により、B&DはConectのブランド力を活用したサイン＆ディスプレイ事業の強化を図ってまいります。

Cas-Pakは、食品用軟包装材関連商品の卸売事業会社であり、熱成型、レトルト、パウチ、真空パック等食品包装フィルムに加え、ケーシング、熱成型機械の販売を行っています。今回の事業譲受により、BJ Ballは主力の紙・板紙卸売事業、及び傘下のAarque社が担うサイン＆ディスプレイ事業に加え、軟包装材事業をニュージーランドにおける新たな事業の柱にする狙いがあります。また、当社グループが取り扱うラベルや紙のパッケージなどをCas-Pakが持つ販路で拡販していくことで、グループとしてのシナジー効果の創出を目指します。