日本紙パルプ商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:渡辺昭彦、以下 当社) は、日本で一番面白い書店フェア企画を競い合うチャンピオンシップ「Book Fair Championship(以下 BFC)」に、メインスポンサーとして協賛しております。
3月3日にジュンク堂書店 池袋本店にて開催されたBFC贈呈式において、ベスト10入りしたフェアの発表と各賞の表彰が行われました。初代チャンピオンとなった「新社会人応援フェア Working girl Routine #本庄静子の一日」を考案した久保田理恵さん(静岡県 MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店)には、新日本プロレスの棚橋弘至選手よりチャンピオンベルトが贈呈されました。当社からは、惜しくもベスト10から漏れた優秀なフェア企画の中から、松本照実さん(福島県 西沢書店)による「わたしの推し本POPコンテスト」を「OVOL日本紙パルプ商事賞」として表彰いたしました。
当社はこれからも、書店や出版社の取り組みの支援を通じて、紙の限りない可能性を追求し、新たな価値の創出に挑戦してまいります。
(左から)チャンピオンベルトを掲げるBFC実行委員長・北田博充さん、久保田理恵さん、棚橋弘至選手
(左から)当社 新聞・出版営業本部本部長・筌口、協賛企業賞を受賞した松本照実さん
フェア名 | わたしの推し本POPコンテスト |
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氏名 | 松本照実さん(福島県 西沢書店) |
フェア概要 | 中学生・高校生からPOPを募集し、店頭に本とともに陳列。外商部を通じて学校に働きかけることで728枚のPOPを集め、中学生・高校生に接する機会のない来店者に対して、今の中高生が推したい本をアピールした。 |
選評コメント | 中高生参加型のこの企画は、中高生が、本にそして書店に関心を持つきっかけとなり、中高生が本に触れる機会を増やし、将来の本好きで書店好きな大人たちを育む可能性を秘めている。加えて、参加した中高生のみならず、その家族や友達の来店・読書機会の創出にも繋がるフェアである。そして、中高生が懸命に作った手作りのオリジナルポップが付いた本棚の前で、多くの人たちが足を止めポップを見入り、そのキャッチコピーやイラストに誘われて、本を手に取る光景が目に浮かんでくる。そんな、素敵で新しい本との出会い方、人との繋がり方を発見した気持ちになる。地域の図書館や新聞社の方々の応援も仰ぎ、地域の中高生と読者を繋ぐ同フェアは、書店が地域の文化拠点として、多様な知識や思考に触れられる場であり、文化の発信基地の役割を担っているということを、再認識することが出来た。 当社は子どもや若者へ「本」を繋ぐ取り組みを以前より支援しており、同フェアがシンクロしたことが選考の決め手となった。 |
■ Book Fair Championship(BFC)とは
BFCは、書店で実施されているフェアを広く世に発信し、フェアを目がけて書店へ来店してくれるお客様を増やすために、書店員がフェアの腕を競い合うチャンピオンシップです。当社は、「OVOL長期ビジョン2030」において「紙の機能・価値の普及活動によって、紙の文化の発展に寄与している」ことをあるべき姿として掲げています。「書店員という仕事にスポットライトを当て、書店へ足を運んでくださるお客様を一人でも多く増やす」というプロジェクトの主旨に賛同し、協賛に至りました。
公式サイト:https://book-fair-championship.com/
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本件に関するお問い合わせ先
日本紙パルプ商事株式会社 広報IR室 TEL:03-5548-4026