環境原材料事業の現状

OVOL中期経営計画2026のセグメント方針「循環型ビジネスを通じた持続可能な社会と地球の未来への貢献」のもと、古紙再資源化事業、総合リサイクル事業、再生可能エネルギー事業を通じて、資源循環の拡大に取り組んでいます。

古紙再資源化事業は、福田三商を中心に国内の古紙回収ネットワークを構築し、国内製紙会社への安定供給を強化しています。

総合リサイクル事業では、中核を担うエコポート九州は、廃プラスチックを選別・原料化する「マテリアルリサイクル」と、固形燃料として再利用する「サーマルリサイクル」を組み合わせることで、効率的な資源循環と化石燃料使用の抑制を実現しています。また、事業規模の拡大を実現する第二工場の建設を計画しています。

再生可能エネルギー分野では、環境負荷の低いエネルギーへの転換ニーズに応えるため、木質バイオマスや太陽光による発電事業を展開しています。
また、マレーシアでPKS(アブラヤシの実の殻)の集荷・選別を行い、日本向けを中心にグループ内外の発電所へ供給しています。同国では、第3ヤードを開設し、事業基盤を強化することで、「ビジネスパートナーとの連携強化」「既存ビジネスの最大化」「新たなサプライヤー・販売先の開拓」につなげています。

これら事業の推進においては、グループ各社との情報共有や相互補完を通じてシナジーを創出し、収益機会の獲得を加速しています。また、操業や設備に精通した人材の育成・確保など人的資本への投資にも注力し、多様な専門性を備えた人材が活躍できる事業基盤づくりを進めています。
これらの取り組みを通じて、循環資源の活用と再生可能エネルギーの普及を推進し、持続可能な社会と地球の未来の実現に貢献してまいります。

日本紙パルプ商事グループが実現する循環型社会

日本紙パルプ商事グループでは、使命として掲げている「社会と地球環境のよりよい未来を拓くこと」の実現に向け、循環型社会の構築を目指し、事業を展開しています。製紙原料として重要性が増す古紙の再資源化事業と、原料に古紙を使用する製紙事業が連携して「資源の循環」に貢献する一方、「エネルギーの循環」では、再生可能エネルギーによる発電事業を進めています。