日本紙パルプ商事は「OVOL Bridges 2023~The 2nd Paper Merchants Forum~」にて、紙の価値普及に向けた「出前教室の全国展開」「ワークショップの定期開催」「紙の価値普及に向けた研究会の発足」に取り組むことを表明しました。
その第一弾として、2024年8月から10月にわたり『第1回「OVOL CREATIVE WORKSHOP SERIES」』を下記のとおり開催しました。
本ワークショップのコンセプトは「未来思考と共創で紙の可能性を発想する」です。当社を起点として、全国の紙卸商の皆様と共にワークショップに取り組むことで、ワクワクするようなアイデアを発想できる人材を紙流通業界全体に増やしていくとともに、未来思考と共創で紙の可能性を発想することを目的としています。
初回となる2024年度は、「教育・知育」をテーマとし、「フューチャートーク」「現在の強みと未来の兆しをかけ合わせ、目指したい未来を描き出す」の二つのプログラムを通じて、教育・知育の未来と、長年にわたり教育と文化を支えてきた紙・紙流通業の可能性を探りました。
開催日時 | UNIT-1:2024年8月26日(月)・27日(火) UNIT-2:2024年9月17日(火)・18日(水) UNIT-3:2024年10月7日(月)・8日(火) ※ UNIT-1・2・3は同一内容です。 |
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参加者総数 | 75社111名(当社社員を含む) |
教育分野の専門家である石戸奈々子氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授/CANVAS代表)と金子嘉宏氏(東京学芸⼤学教育インキュベーションセンター⻑ 教授)をお迎えし、教育・知育の現場がどのように変化していくのか、未来の展望についてご講演いただきました。
1日目のフューチャートークによるインプットを受け、未来の教育現場に紙と紙流通がどのように携わっていくべきかを付箋やワークシートを活用し、議論しました。2日間にわたるワークショップの総仕上げとして、実現したい未来のために行うべきチャレンジングなアイデアをグループごとに発想し、共有しました。
本ワークショップはUNIT1・2・3の3回に分けて開催されました。いずれのUNITも、会社・地域・世代を超えて集まった紙卸商の皆様が、活発に議論し、新たなアイデアを生み出す活気に満ちた時間となりました。
また、参加者からは「紙の可能性について深堀りできる有意義な時間だった」「教育関連の得意先に向けて、今まではOA機器やコピー用紙の販売しかしてこなかったが、紙+イベントなどの提案ができると感じた」などのご意見をいただきました。なお、本「OVOL CREATIVE WORKSHOP SERIES」は、2025年もテーマ・手法を変えて開催する予定です。
日本紙パルプ商事は、今後も紙の価値向上に向けて社会に積極的に提案・発信を行うとともに、このような取り組みを通じて、企業価値向上に取り組んでまいります。
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取材・情報掲載:日本紙パルプ商事 広報IR室 TEL:03-5548-4026
ワークショップ詳細:日本紙パルプ商事 卸商・印刷営業本部 卸商一課 TEL:03-5548-4084