当社は、5月15日(火)東京・大手町の経団連ホールにおいて『JP環境フォーラム2007』を開催いたします。
『JP環境フォーラム』は、日本紙パルプ商事株式会社(JP)が、「環境」を企業の立場で捉え、多くの皆様と共にその役割と責任を考えようと、1999年以来、毎年開催している環境イベントです。9回目となる今回は『資源循環型社会の実現に向けて -動き出した新エネルギーの有効活用-』をテーマとして、慶應義塾大学経済学部教授細田 衛士氏、岐阜県立森林文化アカデミー学長 熊崎 實氏にご講演いただきます。
本年も来場者の皆様と一緒に、環境の世紀を生き抜く企業のあり方を考えていきたいと思っております。
JP環境フォーラム2007
■日時 2007年5月15日(火)13:30~16:30(開場13:00)
■場所 経団連会館14F 経団連ホール(東京都千代田区大手町1-9-4)
●第一部講演 13:40~15:00 資源循環型社会構築における企業の役割
講師:細田 衛士氏 慶應義塾大学経済学部教授
[略歴]1953年 東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学経済学部助教授を経て、1994年 経済学部教授。2001年7月から2005年9月まで経済学部長を務める。
廃棄・汚染を経済学の立場から解決する環境経済学を推進。学際的な分野である環境経済学の理論構築のため、環境経済・政策学会、環境科学会、廃棄物学会、日本経済学会に所属し、多様な領域を横断した研究を行う。動脈系と静脈系の2つの経済系のバランスに注目し、“goods”とされてきたモノを“goods and bads”(グッズ・アンド・バッズ)へと拡張して考えることを提唱。主な著書に『グッズとバッズの経済学』など。
●第二部講演 15:20~16:20 森林バイオマスによるエネルギー・ビジネスの展望
講師:熊崎 實氏 岐阜県立森林文化アカデミー学長
[略歴]1935年 岐阜県生まれ。三重大学農学部卒業。1958年 農林省林業試験場(現・森林総合研究所)に入省、経済研究室長、林業経営部長を歴任。1989年筑波大学農林学系教授。1999年 同大学名誉教授。1997年から岐阜県立森林文化アカデミーの開学準備委員長を務め、2001年 同アカデミー初代学長に就任。現在に至る。専門は森林経営論、国際森林資源論。
主な著書に『地球環境と森林』、『木質バイオマス発電への期待』など。バイオマス・ニッポン総合戦略推進アドバイザリーグループ委員。農学博士(京都大学)。