当社は、中国における古紙事業の更なる拡大を図るため、本年12月、本邦の紙代理店として初めて、中国企業と合弁による古紙再資源化事業会社を設立いたしますのでお知らせします。
1.新会社概要
社名 | 天津日海輝陽再生資源有限公司 |
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所在地 | 中華人民共和国天津市東麗区(中心部より車で15分) |
資本金 | 660万人民元(邦貨 約106百万円) |
出資比率 | 当社 50%、天津旭陽グループ* 30%、北海紙管20% (*天津における有力な段ボールシートメーカー) |
ヤード面積 | 約1,700坪 |
営業開始 | 平成20年1月より |
2.設立の経緯
現在、中国の製紙会社は欧米をはじめとする世界中から古紙を大量に輸入しており、日本を含む関係各国の古紙需給に大きな影響を与えております。
台湾、韓国等は直接間接に古紙の輸出を規制するような防御策を採っておりますが、当社といたしましては、経済原則に逆らうような方法は、永続的に有効な対策とはなりえないと考え、中国での古紙回収率の向上に貢献するという、時間はかかるものの抜本的な解決策となりうる手段を選択することと致しました。
今回、具体的な施策の第一歩として、天津地区に新会社を設立し、長期的な視野に立って中国における古紙調達の拡充を図っていくことに致しました。
3.業績に与える影響
本件による当社の当期および来期業績に与える影響は軽微です。