ニュースリリースNews Release

日本紙パルプ商事株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長　社長執行役員：渡辺昭彦、以下当社）の連結子会社であるOVOL Singapore Pte Ltd (本社：シンガポール、CEO：Genevieve Chua、以下OVOL SG)はこの度シンガポールにてサイン＆ディスプレイのハードウェアの販売及びテクニカルサービスを行うCAS Technology Pte Ltd社（本社：シンガポール、以下CAS Tech）の株式を取得しましたのでお知らせいたします。

当社グループは中期経営計画2023における海外卸売セグメントの方針の一つとして、既存の販売ネットワークに補完的なM&Aを取り入れながら、サイン＆ディスプレイ、パッケージなどの高付加価値商材の販売を強化することとしており、その方針のもと今回の株式取得を実施しております。

OVOL SGはシンガポールの紙流通業界におけるリーディングカンパニーであり、昨今ではサイン＆ディスプレイのメディア販売にも注力し、事業の多角化を進めています。今回の株式取得により、当社グループはシンガポールでのサイン＆ディスプレイ市場において、従来のメディア販売のみならず、ハードウェアの販売及びテクニカルサービス市場へ進出することとなります。同市場において主導的な地位にあるCAS Techが持つ強固なハードウェアのサプライヤー基盤とテクニカルサービスのノウハウを獲得し、既存のメディア販売と合わせたワンストップソリューションの実現により、更に高い顧客サービスと営業基盤の拡大が可能となります。
OVOL SGは主力である紙・包装資材卸売事業に加え、2023年にグループ化したTransam Industriesでの熱転写リボン加工事業や今回買収したCAS Techでのサイン＆ディスプレイ事業などによる事業の多角化を進め、更なる成長を目指してまいります。