BUSINESS STORY #03若くして経営者としての責任を背負う

自らチャンスを掴み異国の地で日々奮闘中

2013年10月、S.A.はシドニーへ降り立った。現地法人であるJapan Pulp & Paper (Australia)への出向を命じられたのだ。
「突然の辞令からあっという間に現地に赴任という、本当に慌ただしいスケジュールでした。」
彼が赴任する前までは、オーストラリア人の現地スタッフ3人での経営体制だったが、会社の方針がガラリと変わって、日本人駐在員1人体制へ変更となり、その"1人"としてS.A.に白羽の矢が立ったのだ。当時入社5年目の26歳、出向を命じられてから4日後に出発という異例の人事だった。

現地法人のトップとして

現在もJapan Pulp & Paper (Australia)は彼一人だけの体制だ。OVOL 日本紙パルプ商事グループ内でも他に例を見ない、従業員1人の現地法人だ。取扱商品は紙だけでなくフィルム、インク、古紙など多岐に渡る。本社のように取扱商品ごとにある程度部署が分かれている訳ではなく、お客の要望があれば何でも対応していかなければならない。
「従業員は私だけなので、当然私はこの法人のトップであると同時に下っ端でもあります。大口需要家との交渉や新規顧客の開拓、新規商材についての勉強といった営業的な面はもちろん、商品サンプルの送付や経費の支払いなどの雑務から、財務諸表の作成といった経理的な役割、さらには中期経営計画の策定などの経営的な面まで幅広く仕事があります。自分がやらないと何も起きないという点で責任重大ですが、その分結果を残せば大きなやりがいとなります。」

入社当初から海外での仕事を希望

S.A.は学生時代から海外での仕事を希望し、就職活動では商社を中心にいくつか内定をもらった。その中で日本紙パルプ商事を選んだ決め手は、若い時からチャンスを与えてくれる会社だと感じられたからだ。
「内定をもらった後、人事の方にお願いしてOB訪問をさせてもらいました。そこで会った人から感じたのは、当社はやる気さえあれば若手でも挑戦できるチャンスを与えてくれる会社だと思えたので入社を決めました。」
就職活動時から海外と関わる仕事がしたいと言い続け、運よく海外営業本部に配属された。「希望する部署だったので、仕事をしてみたら自分でも驚くほどギャップはありませんでした。もちろん、そのときは1人で海外現地法人を任されることになるとは思ってもみませんでしたが…」

現地法人としての価値を高める

30代前半という年代は国内の営業部署では中堅社員に属する立場だが、現在の肩書きはすでに現地法人の取締役だ。この重い責任を背負って仕事をする上で日々大切にしていることがある。
「取引先も私を会社の代表として接してくるので、自分の発言により一層責任を持つように心がけています。また、いつでも目の前のことだけでなく、将来的にこの会社をどうしたいのか、という考えを持ちながら仕事をするよう心掛けています。」

今後の目標は法人として安定的に収益を出せる経営体質まで持っていくことだ。
「海外に出て特に感じますが、急速にビジネスのIT化が進み、世界の距離が近くなっている今、メーカーの代理店(pure trading)という役割だけでは生き残れないと思っています。そこで、いかにpure tradingから一歩抜け出すかを積極的に考え続け、新しいビジネス形態を創造し、新しい商売として実現できるような仕事をしてみたいと思います。」

彼のこれからがますます楽しみだ。

S.A.
営業部門
2009年入社
Japan Pulp & Paper (Australia)出向

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