日本紙パルプ商事グループは森の生物や自然を壊さないように適正に管理された森林資源を原料とする紙をはじめ、生物多様性の保全に寄与する製品を当社グループ全体で販売することが重要であると考えています。
環境方針において「自然環境の保全」を掲げるとともに、「生物多様性」をマテリアリティの一つとして特定し、自然資本に対するより効果的な取り組みや自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)への開示に向けての検討を進めています。その一環として、2025年度より、株式会社ゼロボードが主催する「自然資本研究会」への参加、専門家による講演や参加企業とのグループワークを通じて、自然資本の重要性を深く理解し、実践的な知識を身につけることを目指しています。今後は、同研究会で得られた知見などを活かし、持続可能な森林資源のためのネイチャーポジティブ実現に向けて、当社グループにおける自然への依存や影響、リスクや機会の把握に取り組みます。
森林認証制度は、適切に管理された森林やその生産物を第三者機関が認証する制度です。当社は世界的な森林認証制度である FSC®、PEFCの「加工・流通過程の管理認証(CoC認証)」を取得しています。
| 森林認証の種類 |
FSC® 森林認証/CoC認証(2002年10月取得) FSC®-C007042 |
|---|---|
| 森林認証の範囲 |
FSC®、PEFCともに、 |
| 国内 | 海外 | |
|---|---|---|
| FSC®-CoC認証 | 14社 | 34社 |
| PEFC-CoC認証 | 3社 | 17社 |
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