当社グループは、環境方針において「資源の有効活用及び使用量削減」を掲げるとともに、「資源循環」をマテリアリティの一つとして特定しています。古紙再資源化、再生紙製造、総合リサイクルなど、事業を通じた社会全体における廃棄物の削減と森林資源の保護に取り組むことで、資源循環型社会構築へ貢献しています。
製紙原料としての古紙の再利用と安定供給に取り組んでいます。1973年に国内で古紙再資源化事業を本格的に開始以来、全国に拠点を広げ、機密書類の処理も各種セキュリティ認証を取得のうえ行っています。海外では、日本国内で培った経験・ノウハウを活かし、1998年の米国への進出を皮切りにインドでも事業を開始するなど、古紙の集荷・供給力の強化を図っています。現在は、国内外に古紙ヤード28ヵ所を有し、古紙回収のグローバルネットワークを構築しています。
「サーマル」と「マテリアル」の二つのリサイクルを組み合わせ、古紙・プラスチック系廃棄物・木質系廃棄物の効率的な再資源化に取り組んでいます。