監査役会は、監査の方針および業務の分担などに従い、取締役会に出席するほか、原則として毎月代表取締役と連絡会を開催し、問題提起や意見交換を行っています。また、経営会議、サステナビリティ戦略会議などの重要会議への出席、管理部門との意見交換、支社や営業部門からの報告聴取などの日常業務監査については、可能な限り社外監査役も行い、常勤監査役が単独で行った場合には情報を共有し、協議のうえで必要であれば取締役に提言しています。これらのことにより、 取締役の職務執行を適正に監査するとともに、取締役への牽制機能を高めています。さらに、「グループガバナンスの強化に向けた取り組み」を重点監査項目の一つとして掲げ、グループ会社の業務や財政状態の定期的な監査や、子会社監査役連絡会を通じて子会社の業務執行状況の把握を行っています。加えて、内部統制システムの整備・運用状況の確認のための会計監査人や内部監査室との連携、監査役事務局(監査役補佐専門部署)設置(2023年4月)などにより監査役会の機能強 化に取り組んでいます。